ファーストコレクション熊谷行田店近辺の 着物が似合うお出かけスポット
ファーストコレクション熊谷行田店のある埼玉県熊谷市は、県北の経済拠点であるとともに、歴史ある街並みと豊かな自然が楽しめるエリアです。
熊谷・深谷・行田エリアの「着物が似合うおすすめスポット」をご紹介しましょう。
初詣や成人式のお祝いには振袖を着て、ご家族と一緒にお祝いに訪れたい、すてきな場所が目白押しですよ。
行田忍城(ぎょうだおしじょう)
埼玉県指定旧跡の忍城は、室町時代中期に築城されたと伝えられています。
北を利根川、南を荒川に挟まれた扇状地に点在する広大な沼地と、自然堤防を生かした要害堅固な城として知られています。
関東七名城の一つに数えられ、戦国時代には豊臣方の水攻めに耐え抜いた逸話から浮き城、亀城とも称されました。
明治維新後は廃城となりましたが、城跡は県指定記念物の旧跡に指定されています。本丸跡には御三階櫓が再建され、水堀や沼地の一部は水城公園として整備されています。
文化庁が認定する日本遺産ストーリー「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」の構成資産の一つに登録されています。
足袋蔵のまち
忍城の城下町行田の裏通りには足袋産業全盛期を偲ばせる足袋の倉庫「足袋蔵(たびぐら)」が数多く残っています。
利根川、荒川の二大河川に挟まれた行田市周辺地域で発達した藍染と、行田のまちで培われた縫製技術を活かして足袋づくりが始まり、日本一の足袋生産地として知られるようになりました。生産量の増加に伴い製品を保管しておく足袋蔵が必要になり、100年以上もの永きにわたって、新しい建築様式を取り入れながら足袋蔵が建てられ続けました。
忍城の城下町を歩くと、土蔵、石蔵、モルタル蔵など多彩な足袋の倉庫「足袋蔵」が姿を現し、今も時折ミシンの音が響いています。靴下が普及した現在も新製品を国内外へと発信し続け、和装文化の足元を支え続けています。
水城公園(すいじょうこうえん)
桜の名所としても知られる水城公園は、かつての忍城の周辺の外堀跡を整備した公園で、埼玉県内最初の都市計画公園である水城公園として開園しました。外堀の面影を残す水辺は、釣り人で賑わう「しのぶの池」やホテイアオイの群生がみごとな「あおいの池」があり、フォトスポットとしても人気があります。 2018年に移築された洋館は旧忍町信用組合店舗だった市の文化財で、VERT CAFÉ(ヴェールカフェ)として営業しています。水面に映える緑の洋館は店内、外観ともに美しく、地元産の食材を使ったメニューとともに「映える」ビジュアルを生み出しています。
高城神社(たかぎじんじゃ)
熊谷駅北西にある高城神社は延喜式神名帳にも記載のある古社で、熊谷郷の総鎮守とされていました。
「日本一長いおみくじ」で知られ、地元では結婚式や七五三などみよく使われています。
毎年6月30日には「胎内くぐり」(大祓)という行事が行われます。参道の一の鳥居にとりつけられた直径4メートルの茅の輪をくぐって身を浄めると災厄から身を守るといわれています。
熊谷桜堤
熊谷駅から徒歩5分のところにある荒川沿いの緑地には約500本もの桜が植えられ、毎年熊谷さくら祭が開催されています。菜の花と桜のコントラストが華やかで、日本さくら名所100選にも選ばれています。
この堤にある桜の木のうち1本が熊谷地方気象台における桜開花の標本木となっています。
夏には熊谷花火大会が催され、浴衣姿の観覧客で賑わいます。
熊谷うちわ祭
毎年7月に開催される愛宕八坂神社の例大祭で、明治時代に渋団扇が配られたことからこの名がつきました。熊谷の市街地を賑やかな熊谷囃子とともに山車が練り歩く熊谷市最大の行事で、関東一の祇園と呼ばれています。
『熊谷八坂神社祭礼行事』として、熊谷市指定無形民俗文化財に指定されています。
歓喜院(かんぎいん)
日本三大聖天の一つとされる歓喜院は一般に妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)と呼ばれ、地元住民からは「妻沼の聖天様」として親しまれています。
みごとな装飾建築の聖天堂は国宝に指定されていて「埼玉の東照宮」と称されています。初詣や節分、春秋の例大祭や七五三などの年中行事が多く、多くの人で賑わいます。交通の便は良くありませんが、見ごたえのある建築は写真映えも良く、春は桜、秋は紅葉が楽しめます。
めぬまアグリパークのバラ園
めぬまアグリパークでは、約400種2,000株のバラが咲き誇り、春から初冬まで楽しめます。めぬまアグリパークは歓喜院にほど近い国道407号沿いにある道の駅めぬまに隣接しています。
地元の農産物を使ったお土産品の販売や、季節の野菜を使ったグルメのほか、旧妻沼町出身の日本公許登録女医第1号荻野吟子にちなむ日本女性第1号資料ギャラリーもあります。毎年3月上旬から中旬には河津桜の「吟子桜」が可憐な花を咲かせます。
石上寺(せきじょうじ)
熊谷桜と呼ばれる早咲きの桜が美しいお寺です。真言宗智山派の寺院で、度重なる荒川の洪水を治めるため、堤のそばに建立されました。
上熊谷駅の近くの高い土地にあり、寺名は石を積んだ上に建てられた寺という意味です。
星溪園(せいけいえん)
星溪園は江戸時代末期から明治時代にかけて整備された回遊式庭園です。
清らかな水が湧き出る「玉の池」があったことから「池ノ亭」と呼ばれていましたが、昭和初期に当地を訪れた京都大徳寺の牧宗禅師が「星溪」と名付けました。庭園内には数寄屋造りを取り入れた星溪寮、松風庵、積翠閣という3つの建物があり、お茶会などの日本的文化教養の場として利用されています。