振袖を着た後のクリーニングはどうしたらいい? クリーニングに出すものとお家で洗濯するものは? 熊谷行田店

2025.08.07
振袖
熊谷行田店

お嬢様の大切な成人式や前撮り撮影、卒業式や結婚式など、人生の晴れ舞台を彩る振袖、一日中着用した振袖を脱いだ後、「どうやってお手入れすればいいの?」 「どこにクリーニングに出せばいいの?」と、不安や疑問を感じるお母様やお嬢様も少なくないはずです。

ご安心ください。この記事では、大切な振袖を長く美しく保つための、着用後のお手入れからクリーニング、そして保管方法まで、プロの視点と経験に基づいた具体的なアドバイスをわかりやすく丁寧にご紹介します。

 

振袖や長襦袢は必ず専門のクリーニング店へ、そして肌襦袢や足袋などの着付け小物は、ご自宅の洗濯機で洗うことができます!!

大切な振袖を最高の状態で次世代へ、そして未来の思い出へと繋いでいくために、ぜひ最後までお読みください。

 

 振袖や長襦袢はなぜ専門クリーニングが必要なの?

 

振袖と長襦袢は、繊細な素材と複雑な仕立てのため、必ず専門のクリーニングに出しましょう。

お嬢様の晴れ姿を彩った振袖と、その下に着用する長襦袢は、どちらも非常にデリケートな素材で作られています。
特に振袖の多くは正絹(しょうけん)と呼ばれる絹100%の素材で、その美しさと引き換えに、水や摩擦、熱に非常に弱いという特性を持っています。

 

正絹のデリケートさと専門技術の必要性

正絹は、その光沢と肌触りの良さで高級着物の素材として重宝されますが、同時に非常に繊細です。
自宅で水洗いをしてしまうと、以下のような取り返しのつかないダメージを与えてしまう可能性があります。

 

縮みや型崩れ

絹の繊維は水を含むと縮みやすく、一度縮んでしまうと元に戻すのは非常に困難です。
振袖の美しいラインが失われ、着られなくなってしまうこともあります。

 

色落ちや色移り

鮮やかな色合いが魅力の振袖ですが、染料によっては水に弱く、色落ちしたり、他の部分に色が移ってしまったりするリスクがあります。
特に多色使いの振袖では、色の境界線がにじんでしまうことも。

 

シミの定着

着用中についた汗や皮脂、食べこぼしなどのシミは、時間が経つと酸化して黄ばみや黒ずみとなり、繊維の奥深くに定着してしまいます。
自宅での応急処置では完全に除去できず、かえってシミを広げてしまうことも少なくありません。

 

風合いの変化

正絹特有のしっとりとした風合いや光沢が失われ、ごわつきや毛羽立ちが生じることもあります。

着物専門のクリーニング店では、これらのリスクを熟知したプロが、振袖の素材や染め方、汚れの種類を見極め、一点一点手作業で丁寧に洗い上げます。

特殊な溶剤を使った「丸洗い」や、頑固なシミには「シミ抜き」の技術を駆使し、振袖本来の美しさを損なうことなく、汚れだけをきれいに除去してくれます。

大切な思い出の振袖を長く美しく保つためにも、ここは迷わずプロに任せるのが賢明な選択です。

 

 

袋帯は原則クリーニング不要!正しいお手入れと保管で美しさを保つ秘訣

 

袋帯は、特別な汚れがない限り、ご自宅でのケアで十分です。

振袖姿を一層引き立てる袋帯は、振袖とは異なり、原則としてクリーニングに出す必要はありません。
その理由は、帯の構造と素材にあります。

 

帯の素材と汚れがつきにくい特性

袋帯は、振袖に比べて厚手で密に織られており、金糸や銀糸、刺繍などが施されていることが多く、非常に丈夫に作られています。
また、直接肌に触れる部分が少ないため、汗や皮脂汚れがつきにくいという特性があります。

 

織りの強固さ

帯は、着物を支え、形を保つためにしっかりとした織り方で作られています。
これにより、汚れが繊維の奥まで浸透しにくい構造になっています。

 

金銀糸・刺繍のデリケートさ

帯に施された金銀糸や刺繍は、非常に繊細で、水洗いや強い摩擦によって剥がれたり、変色したりするリスクがあります。
専門のクリーニングであっても、これらの装飾を完璧に保護するのは難しい場合もあります。

 

 

ご自宅での正しいお手入れと保管方法

着用後に帯についた軽い汚れや、空気中のホコリなどは、ご自宅で適切にケアすることで十分対応できます。

 

風通しの良い場所での陰干し

着用後は、帯を広げて直射日光の当たらない風通しの良い場所で数時間〜半日ほど陰干しし、湿気や熱気を飛ばしましょう。特に帯は熱がこもりやすいので、しっかりと冷ますことが大切です。

 

軽い汚れの拭き取り

表面についたホコリや軽い汚れは、柔らかいブラシや乾いた清潔な布で優しく払い落とすか、軽く叩くようにして拭き取りましょう。強くこすると、生地を傷めたり、金銀糸を剥がしたりする原因になります。

 

畳み方

帯は、帯芯の形を崩さないように、丁寧に畳んで保管します。
シワにならないよう、折り目をつけすぎないように注意し、たとう紙に包んで保管するのが理想的です。

 

湿気対策

帯は湿気に弱いため、保管場所は湿度が低く、通気性の良い場所を選びましょう。
定期的にたとう紙を交換したり、虫干しを行ったりすることで、カビの発生を防ぎ、帯の劣化を防ぐことができます。

もし、帯に目立つシミや汚れがついてしまった場合は、自己判断せずに着物専門のクリーニング店に相談してください。
その際も、帯の素材や汚れの種類を詳しく伝え、適切な処置をしてもらいましょう。

 

 

着付け小物はおうちで洗濯機OK!ただし「正絹」には要注意

 

肌襦袢や足袋など、肌に直接触れる小物はご自宅でお洗濯を。

ただし、正絹素材のものは手洗いや専門ケアを検討しましょう。

振袖を美しく着こなすために欠かせない着付け小物たち。

肌に直接触れるものも多いため、着用後は清潔に保ちたいですよね。

これらの小物の多くは、ご自宅の洗濯機で手軽に洗うことができます。

 

自宅で洗濯機で洗える小物と洗い方

以下の小物は、基本的にご自宅の洗濯機で洗うことが可能です。

 

肌襦袢(はだじゅばん)

肌着として着用するため、汗を吸っています。
綿やポリエステル素材のものがほとんどなので、普段着と同じように洗濯機で洗えます。

 

裾除け(すそよけ)

肌襦袢と同様に、足元をカバーし汗を吸うため、洗濯が必要です。
これも綿やポリエステル素材が一般的です。

 

足袋(たび)

直接足に触れるため、汚れやすいアイテムです。
綿素材がほとんどなので、洗濯機で洗えます。

 

補正に使ったタオルなど

体型補正のために使うタオルは、汗を吸いやすいので、通常のタオルと同様に洗濯機で洗いましょう。

 

洗濯のポイント

洗濯ネットに入れる:型崩れや生地の傷みを防ぐため、必ず洗濯ネットに入れましょう。

中性洗剤を使用する: おしゃれ着用の中性洗剤を使用すると、生地への負担を軽減できます。

手洗いコースや弱水流コース: 洗濯機の「手洗いコース」や「ドライコース」「弱水流コース」など、優しく洗える設定を選びましょう。

脱水は短めに: 短時間で軽く脱水し、シワになるのを防ぎます。

陰干し: 直射日光を避け、風通しの良い場所で陰干ししましょう。

 

正絹を使った小物には要注意!

一部の着付け小物には、正絹が使われている場合があります。
例えば、正絹の半衿や伊達締め、帯揚げ、帯締めなどです。
これらは、振袖や長襦袢と同様に非常にデリケートな素材です。
もしも自分で洗っていいのか判断が難しいときには、ファーストコレクションのような専門店へご相談ください!

 

 

正絹小物の見分け方

タグに「絹100%」や「正絹」と記載されているか確認しましょう。
見た目にも光沢があり、しっとりとした手触りが特徴です。

 

正絹小物のケア

正絹の小物は、自宅での洗濯機洗いは避け、手洗いまたは専門のクリーニング店に相談することをおすすめします。

手洗いの場合: ぬるま湯(30度以下)に中性洗剤を溶かし、優しく押し洗いします。
決してゴシゴシこすったり、強く絞ったりしないでください。
すすぎも同様に優しく行い、タオルで水気を吸い取った後、形を整えて陰干しします。

色落ちに注意: 特に濃い色の正絹小物は色落ちしやすいので、単独で洗うか、色落ちテスト(目立たない部分に水をつけ、白い布で軽く叩いて色移りがないか確認)を行ってからにしましょう。

大切な小物を長く愛用するためにも、素材をよく確認し、適切な方法でお手入れしてくださいね。

 

 

脱いだ後が肝心!クリーニングに出すまでの賢い保管術

 

振袖を脱いだらすぐに、適切なケアと保管を行い、汚れを定着させないことが大切です。

振袖を脱いだ後、すぐにクリーニングに出すのが理想ですが、すぐに持ち込めない場合や、数日〜数週間保管する必要がある場合もありますよね。
そんな時でも、適切なケアと保管をすることで、振袖へのダメージを最小限に抑え、シミの定着を防ぐことができます。

 

1.まずは「風通し」から

着用後の振袖は、汗や体温による湿気を帯びています。
この湿気をそのままにしておくと、カビやシミの原因となるため、まずはしっかりと風を通すことが重要です。

陰干し: 振袖用のハンガー(着物ハンガー)にかけ、直射日光の当たらない、風通しの良い場所で数時間〜半日ほど陰干ししましょう。
室内であれば、エアコンの風が直接当たらない場所で、窓を開けて換気を行うのが理想です。

畳紙(たとう紙)から出す: もし、たとう紙に包んであった場合は、一度たとう紙から出して、振袖全体に空気が触れるようにします。

 

2. シミや汚れのチェックと応急処置

風を通しながら、振袖全体をチェックし、シミや汚れがないか確認しましょう。特に、襟元、袖口、裾、帯の下などは汚れやすい部分です。

 

汗ジミ

汗は時間が経つと黄ばみになる厄介なシミです。
見た目にはわからなくても、着用後は必ず汗抜き処理を専門のクリーニング店に依頼しましょう。

 

食べこぼしや泥ハネ

もし、食べこぼしや泥ハネなど、目に見えるシミを見つけたら、絶対にこすらないでください。
乾いた清潔な布やティッシュで軽く押さえるようにして、水分や汚れを吸い取る程度にとどめましょう。
無理にこすると、汚れが繊維の奥に入り込んだり、生地を傷めたり、色落ちの原因になったりします。

 

ファンデーションや口紅

これらもこすらず、乾いた布で軽く拭き取る程度に。無理な処置は避け、専門家にお任せしましょう。

 

 

3. 正しい畳み方でシワを防ぐ

湿気を飛ばし、汚れをチェックしたら、振袖を正しく畳んで保管します。
正しい畳み方は、シワを防ぎ、振袖の形を保つ上で非常に重要です。

 

たとう紙に包む

振袖は、湿気を吸い取り、通気性も良い「たとう紙(文庫紙)」に包んで保管するのが最適です。たとう紙は、振袖を湿気やホコリから守り、型崩れを防ぐ役割も果たします。

 

折り目をつけすぎない

シワになりやすい部分は、間に薄紙などを挟んで保護すると良いでしょう。

 

 

4. 保管場所の注意点

クリーニングに出すまでの間も、保管場所には注意が必要です。

 

直射日光・高温多湿を避ける

日光は色褪せの原因に、高温多湿はカビや虫食いの原因になります。
クローゼットの中など、暗く涼しい場所を選びましょう。

 

防虫剤の使用

絹は基本的には虫に食われません。
ウールの着物と一緒にたとう紙に包んでしまったりすると、ウールについた虫に絹の振袖も一緒に被害にあってしまうのです。
防虫剤は臭いも付きやすく、ついたらクリーニングでもとりにくいので、入れずに保管することをおすすめします。
そのかわり、きちんと着物ごとにたとう紙に包んでおきましょう。

 

5. 早めのクリーニングが肝心

どんなに丁寧にケアしても、時間が経てば経つほどシミは定着し、落ちにくくなります。
着用後はできるだけ早く、遅くとも1ヶ月以内には専門のクリーニング店に持ち込むことを強くおすすめします。

 

 

どこに出す?振袖クリーニング店の選び方と依頼のポイント

 

振袖のクリーニングは、着物専門の知識と技術を持つ信頼できるお店を選びましょう。

大切な振袖を安心して任せられるクリーニング店選びは非常に重要です。
一般的な洋服クリーニング店では、着物の素材や染め方、仕立てに関する専門知識が不足している場合があり、思わぬトラブルにつながることもあります。

 

着物専門クリーニング店のメリット


専門知識と技術

着物専門のクリーニング店は、正絹をはじめとする様々な着物素材の特性を熟知しています。シミの種類や生地の状態を見極め、適切な洗い方やシミ抜き方法を選定するプロの技術を持っています。

 

「丸洗い」と「洗い張り」

〇丸洗い: 着物を解かずに、そのままの形で特殊な溶剤で洗う方法です。軽い汚れや全体的な汚れに適しています。

〇洗い張り: 一度着物を解き、反物の状態に戻してから洗う方法です。頑固なシミや全体の汚れ、寸法直しなどが必要な場合に用いられます。洗い張りは、着物をリフレッシュさせ、長く着続けるために非常に効果的な方法です。

 

アフターケア

クリーニングだけでなく、保管方法のアドバイスや、カビ・虫食い予防の加工、簡単なほつれ直しなど、トータルなケアを提供してくれるお店もあります。

 

安心感

大切な振袖を預ける上で、専門知識を持つプロに任せる安心感は何物にも代えがたいものです。

 

クリーニング店選びのポイント


着物専門であること

最も重要なポイントです。ホームページや店頭で「着物専門」「和服クリーニング」と明記されているか確認しましょう。

 

実績と評判

口コミサイトやSNSでの評判、実際に利用した人の声などを参考にしましょう。老舗の呉服店が併設しているクリーニング店なども信頼性が高いです。

 

料金体系の明確さ

クリーニング料金、シミ抜き料金、特殊加工料金などが明確に提示されているか確認しましょう。見積もりを依頼し、納得した上で依頼することが大切です。

 

相談のしやすさ

振袖の状態や汚れについて、丁寧に相談に乗ってくれるかどうかも重要です。疑問点や不安な点を気軽に質問できるお店を選びましょう。

 

納期

成人式や結婚式など、着用予定がある場合は、納期が間に合うか事前に確認しましょう。

 

大切な振袖を最高の状態で次世代へ受け継ぐためにも、信頼できるプロの手に委ねることが、後悔しないための最善策と言えるでしょう。

 

 

クリーニングから戻ったら?次の出番まで安心の保管術

 

クリーニング後の振袖は、適切な環境で保管することで、美しい状態を長く保てます。

プロのクリーニングで美しくなった振袖。せっかくきれいになったのですから、次の出番まで大切に保管したいですよね。適切な保管をすることで、カビや虫食い、シワを防ぎ、振袖を長持ちさせることができます。

 

1. たとう紙の交換と確認

クリーニングから戻ってきた振袖は、新しい**たとう紙(文庫紙)**に包まれていることが多いですが、もし古いままだったり、湿気を吸っていたりする場合は、新しいものに交換しましょう。たとう紙は湿気を吸い取る役割も果たすため、定期的な交換が推奨されます。

たとう紙の役割: 湿気から守る、ホコリから守る、型崩れを防ぐ、防虫剤を置くスペースになる。

 

2. 湿気対策を徹底する

着物にとって湿気は大敵です。カビの発生を抑えるために、以下の対策を行いましょう。

除湿剤の活用: 着物用の除湿剤を、たとう紙の中や保管場所に置きます。除湿剤は定期的に交換が必要です。

定期的な風通し(虫干し): 年に1〜2回(梅雨明けの晴れた日や秋の乾燥した日など)、虫干しを行いましょう。着物をたとう紙から出し、着物ハンガーにかけて、直射日光の当たらない風通しの良い場所で数時間〜半日ほど陰干しします。この際、シミやカビ、虫食いがないかチェックする良い機会にもなります。

 

3. 防虫対策も忘れずに

虫食いは、大切な振袖を台無しにしてしまう大きな原因です。

着物用防虫剤の使用: 市販の着物用防虫剤を使用しましょう。防虫剤は、直接振袖に触れないように、たとう紙の外側や引き出しの隅に置きます。

複数種類の混合は避ける: 異なる種類の防虫剤を混ぜて使用すると、化学反応を起こしてシミや変色の原因となることがあります。必ず一種類に統一しましょう。

定期的な交換: 防虫剤の効果は永続的ではありません。使用期限を確認し、定期的に交換しましょう。

 

 

4. 保管場所の選び方

振袖の保管には、最適な場所を選ぶことが重要です。

桐箪笥(きりだんす): 桐は湿度を一定に保つ調湿効果と防虫効果があるため、着物の保管に最も適しています。

きものキーパー【おすすめ!!】: 桐ダンスが無いご家庭や省スペースにまとめて置いておきたい‥という方には着物キーパーがおすすめです。
たとうしごと入る便利な収納袋なので上記ニーズの方に最適です。

避けるべき場所: 直射日光が当たる場所、湿気の多い場所(押し入れの奥、北側の部屋など)、温度変化の激しい場所は避けましょう。

 

これらの保管方法を実践することで、お嬢様の大切な振袖を、いつまでも美しい状態で保ち、次の世代へと受け継いでいくことができるはずです。

 

 

アイロンがけは必要?気になる場合のポイント

 

振袖や長襦袢のアイロンがけは基本的に不要ですが、シワが気になる場合は低温で慎重に行いましょう。

振袖や長襦袢は、着用後にできるシワが気になる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、正絹の着物には、洋服と同じような感覚でアイロンをかけるのは避けるべきです。

 

正絹へのアイロンのリスク

正絹は熱に弱く、不適切なアイロンがけは以下のようなダメージを引き起こす可能性があります。

テカリ: 高温でアイロンをかけると、絹の繊維が潰れてテカリが生じることがあります。一度テカってしまうと元に戻すのは非常に困難です。

縮み: 湿気を含んだ状態で高温のアイロンをかけると、繊維が縮んでしまうことがあります。

色落ち・変色: 熱によって染料が変化し、色落ちしたり、色が変色したりするリスクもあります。

 

 

シワが気になる場合の対処法

基本的に、振袖や長襦袢は、着用後にしっかりと陰干しし、正しく畳んで保管すれば、大きなシワはつきにくいものです。もし、どうしてもシワが気になる場合は、以下の点に注意して慎重に行いましょう。

 

低温設定

必ずアイロンの温度を「低温」に設定してください。スチーム機能は使わない方が安全です。

 

当て布を必ず使用する

振袖の生地に直接アイロンを当てるのは厳禁です。必ず、薄手の清潔な綿の布(手ぬぐいなど)を当て布として使用し、その上からアイロンをかけましょう。

短時間で軽く当てる: 一箇所に長くアイロンを当てず、軽く滑らせるように短時間で済ませましょう。特に刺繍や金銀糸が施されている部分は避けてください。

 

専門家への相談

もし、大きなシワや深いシワでご自身での対処が難しいと感じる場合は、無理せず着物専門のクリーニング店や呉服店に相談しましょう。
プロの技術で美しくシワを伸ばしてもらえます。

着物のアイロンがけは、洋服とは異なる専門知識と技術が必要です。
大切な振袖を傷つけないためにも、基本的にはプロに任せるか、最小限の注意を払って行うようにしましょう。

 

 

着物のクリーニングはファーストコレクションへお任せください!

お嬢様の大切な成人式や卒業式、結婚式といった晴れの日に着用する振袖は、単なる衣類ではありません。
それは、ご家族の愛情や、お嬢様の成長、そして未来への希望が込められた、かけがえのない「思い出」そのものです。

このブログでご紹介したお手入れや保管方法を実践することで、その大切な思い出の振袖を、いつまでも美しく、そして清潔に保つことができます。
そして、それはきっと、次の世代へと受け継がれる「宝物」となるでしょう。

もし、振袖のお手入れや保管に関してさらに不安な点があれば、お近くの呉服店や着物専門のクリーニング店にぜひご相談ください。
プロの目で見て、適切なアドバイスをもらうことが、何よりも安心につながります。

また、もしこれから振袖の購入やレンタルをご検討されているのであれば、着用後のケアについても詳しく説明してくれる店舗を選ぶことをお勧めします。
私たちは、お嬢様が最高の笑顔で晴れの日を迎え、そしてその後のケアまで安心して任せられる、そんなお手伝いをしたいと心から願っています。

大切な振袖と共に、素晴らしい思い出をたくさん作ってくださいね。

 

この記事を書いたスタッフ
熊谷行田店 川上

 

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