振袖の長襦袢を詳しく解説します

2021.12.24
振袖小物

こんにちは。ファーストコレクション広報担当の高橋です。

 

振袖の準備を始めたばかりという方は、振袖以外に必要な物についていろいろと疑問に思われることが多いかと思います。

今回は、「振袖一式」に必ず含まれている「長襦袢」について解説いたします!

長襦袢ってどうして必要なの? という疑問にお答えします。

 

 

長襦袢(ながじゅばん)とは?

 

襦袢は着物の下に着る「下着」にあたります。

 

着物を着る時には、さらし素材などでできた「肌着(肌襦袢)」を身に着けた上に、長襦袢を着付けます。

浴衣の場合には、肌着や着物スリップの上に直接浴衣を着ますので、長襦袢は必要ありません(高級な浴衣の場合には、夏用の襦袢を着ることもあります)。

着物の場合には、小紋などの「カジュアル着物」でも、振袖や留袖、訪問着などの「フォーマル着物」でも、季節に関わらず必ず襦袢を身に着けます。

 

「長襦袢」ということは、短い襦袢もあるの? と思われた方は、正解です!

上半身(半襦袢)と下半身(裾除け)が別々になった、二部式タイプの襦袢もあります。礼装用の二部式襦袢もありますが、成人式の振袖の場合は、「長襦袢」を着るのが一般的です。

振袖用の長襦袢は、正絹生地(シルク100%)またはポリエステル素材で作られていて、袖を通すと、とても滑らかな肌触りで気持ちがいいですよ!

実用面では、長襦袢を着ることで、冬は温かく、また余分な汗を吸収して振袖を守ってくれるという役割があります。

 

振袖の長襦袢

 

長襦袢の形は、振袖などの着物とよく似ていますが、少し違っています。

着丈が短い(おはしょりがない)

襟合わせが深い(半襟が見える)

身幅が狭い(裾さばきが良い・歩きやすい)

長襦袢は、着物と一緒に着た時に、着姿が美しく、動きやすいようにきちんと考えられた作りになっています。

また、裏地のついた袷(あわせ)着物用の長襦袢は、袖の生地が二重になった「無双袖(むそうそで)」という仕立て方になっています。

振袖は袖丈が1m近くありますので、振袖用の長襦袢は、袖だけで8m弱の生地を使うことになるという贅沢です!

 

通常、長襦袢と着物はきちんと寸法を合わせてセットで仕立てられます。

着丈や身幅は着付けで多少調整することができますが、裄(ゆき)や袖丈が合っていない長襦袢はおすすめできません。袖口や振りから長襦袢が飛び出してしまうことがあるからです。

 

お手持ちの振袖と長襦袢を着用される場合には、寸法がそろっているかどうか、事前にしっかり確認するようにしましょう!

ファーストコレクション熊谷行田店には、『ママ振袖プラン』もありますので、お気軽にご相談くださいませ。

>> ママ振袖プラン&特典 

 

 

半襟のおしゃれを楽しむ

 

振袖のコーディネートでは、お顔に一番近いところにある襟元のおしゃれもとても重要ですね!

振袖の襟の下に少しだけ見えている「半襟」は、色やデザインの種類も豊富で、選ぶのが楽しい和装小物の一つです。

「半襟」は長襦袢の襟に縫い付けて使います。簡単に取り替えられて、コーディネートのイメージを一変させることができる便利なアイテムです。

 

着物を着る人は、着用前の準備として、着物の柄や季節に合った半襟を選んで長襦袢に自分で縫い付けます。

半襟を縫い付けるのはちょっと面倒に感じられるかもしれませんが、コツをつかめばそれほど難しくないですよ!

 

半襟で長襦袢の襟を包むようにして、両端を襟幅に合わせて折ります。表から見えそうな場所はきれいに「くけ縫い」にしますが、着物の下に隠れてしまう場所はざくざく縫いつけてしまっても大丈夫です。

 

半襟を長襦袢に縫い付ける

 

シワができないように、少しひっぱるようにして縫い付けると綺麗に縫えます(特に襟の内側カーブの部分をつらせ気味にするとよいです)。

 

振袖用の半襟は、カラーバリエーションも豊富で、刺繍が入った華やかな物や、おしゃれなデザインの物がたくさんありますので、ぜひお気に入りの半襟を見つけてみてくださいね!

 

黒地に刺繍の半襟と赤地に刺繍の半襟

 

関連記事:【振袖・襟元のおしゃれ】半襟・重ね襟の種類と選び方 

 

 

長襦袢のおしゃれを楽しむ

長襦袢は見えている!

着物を着たら外から見えないから、長襦袢の色柄はあまり重要じゃない…と思っていませんか?

 

確かに、WEBやSNSの画像などで振袖姿の写真を見ても、長襦袢はほとんど見えません。

でも、実際に振袖を着ると、思ったより見えます!

着物を着た時に長襦袢が見えるポイントがいくつかあります。

 

袖の「振り」側

女性の着物は、着物と袖が縫い付けてある「袖付け」部分から下が開いた仕立てになっています。

この開いた部分から長襦袢が見えます。振袖の場合は袖丈も長いので、襦袢の色によってかなり印象が変わります。

 

袖口

袖口は22~23cmぐらい開いていますので、中に着ている長襦袢の袖が意外と見えます。柄はわからなくても、色の違いなどはわかります。

 

着物で歩いていると、多少は裾がめくれます。この時、襦袢の裾もちらっと見えることがあります。

 

このように、思いのほか、長襦袢は外から見えますので、着物をよく着る人は長襦袢の色柄にもこだわります。

私は「おたふく」柄の襦袢を愛用しているのですが、着物好きの友人に会うと、「おたふく柄だ!かわいい!」とすぐに気づいてもらえます^ ^

 

 

長襦袢の色柄にはどんな物がある?

 

振袖用の長襦袢は、どんな振袖にも合わせやすい淡いピンク色の物が主流です。

レンタル振袖の場合は、全てピンク色の長襦袢がセットになっています。同じピンク色の長襦袢も、地模様が入っていたり、よく見ると個性があってとても可愛いですよ!

 

振袖をご購入される場合には、長襦袢の柄や袖の振り(袖)の部分の色を選ぶこともできます。定番のピンク系だけでなく、クリーム色や、水色、グリーン系、パープル系など、様々な襦袢生地があります。

なお、振袖プランの内容や襦袢生地のグレードによって、追加料金が必要となることもありますのでご注意ください。

 

ファーストコレクションは振袖専門店ですが、系列の「いせや呉服店」深谷本店東松山店鴻巣店)では、一般呉服を取り扱っています。

襦袢生地も多数取り揃えておりますので、スタッフまでお気軽にお問い合わせくださいませ。

>> いせや呉服店

 

 

いかがでしたか?

「振袖一式」に何気なく入っている「長襦袢」ですが、意外と奥が深く、いろいろな楽しみ方ができます。
振袖選びの際には、ぜひ長襦袢にも注目してみてくださいね!

 

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