帯揚げとは？帯揚げの役割から結び方までご紹介　熊谷行田店

2022.10.11

振袖小物

熊谷行田店

こんにちは！熊谷行田店の川上です。

今回は振袖や着物を着るときに必要な小物のひとつ、「帯揚げ」についてご紹介いたします。

帯揚げとは？

着物を着た時に帯の上の部分を飾る小物のことです。

振袖や七五三で使われる定番の帯揚げは細かい絞りが施されていてボリューム感があり、より華やかさが生まれます。

帯揚げの役割とは？

振袖や着物の帯を結ぶ時にしっかり固定するために「帯枕」というものを使います。
帯枕を包んで隠し、美しい着姿にするための役割があります。

＞＞振袖を着るのに必要なもの

帯揚げの種類と結び方

基本的にはこのように着物を綺麗に着るための小物ですが、2022年の今、振袖の帯揚げは見た目のデザイン性がとてもポイントになってきていま。
さまざまな種類の帯揚げが登場していますのでこの機会にご紹介したいと思います。

刺繍を施した絞りの帯揚げ

水玉の帯
従来の絞りの帯揚げに刺繍がほどこしてある帯揚げです。
絞りのふっくら感をのこしつつ刺繍でさらにおしゃれになります。
刺繍が入ったこのタイプの帯揚げは面を大きく出し、刺繍を見せるような結び方がベストかと思います。

平織りの帯揚げ

絞りとは対照的に平たい布の帯揚げです。
絞りの帯揚げは布を絞って染めてつくりますが、平織りタイプの帯揚げは織りで模様や凹凸を出し、多様なデザインが存在します。

絞り風平織り帯揚げ、キラキラのラメ入り帯揚げ、レース帯揚げ‥たくさんの種類があります。

平織り帯揚げの結び方

大きさは絞りのタイプよりも大きく、結び方もさまざま楽しめます。
結び方で印象も大きく変わりますよ。

本結び

一番スタンダードな結び方です。シンプルですがすっきりしていてクールで大人っぽいコーディネートにぴったりです。

リボン結び

帯の上にちょんとリボンが乗っているかわいらしい結び方です。
ガーリーなコーディネートにしたいときにはリボン結びがおすすめです。

くしゅくしゅ結び

絞り帯揚げに比べてふっくら感がない平織りタイプですが、結び方でボリュームを持たせることも可能です。
柄が多く華やかな振袖からトレンドのシンプルすっきりな振袖コーディネートまで幅広い振袖に合う結び方です。

その他にも色々なアレンジがあるので、気に入った帯揚げの結び方を見つけたら画像を保存したりして着付け師さんに見せながら着付けしてもらうと理想的な着姿になるかと思います。

こだわり派さん!!自分で帯揚げを手作り!!

この振袖にはどうしてもこの帯揚げにしたい！というお嬢様へ！
ファーストコレクション熊谷行田店にご来店いただくお嬢様たちはとてもおしゃれで振袖もこだわる方が多いです。
事前にSNSやネットなどで振袖を勉強していらっしゃっています。
そんな中でファーストコレクションにない色や素材の帯揚げをご希望のお嬢様もいらっしゃいました。
そのとき、そのお嬢様たちはどうしたかというと‥‥
自分で手作りしてしまったのです！
服飾の学校に通っていたということもあり、「自分で作れそう‥」と言ってその場でサイズを測り前撮りの前には完成させて撮影されていました。

今度の前撮りのお嬢様も帯揚げを自分好みの結び方にしたいということで、通常の帯揚げより長めに作ってお持ち込みして撮影する予定です。
どんな振袖姿になるのか私たちもとても楽しみにしているところです！

振袖はすでにファッションになっているなぁと前々から思っていて、洋服のように自分らしさを表現できる時代になってきました。
そこにあるもので自分が満足できなければ自分で作り出すという発想も今のお嬢様の特徴なんだと思います。
これから振袖はもっともっと進化していくかもしれませんね！楽しみです！